ラーメン優待が人気!ギフト(9279)の立会外分売予想

2019年10月25日(金)~2019年10月29日(火)に立会外分売実施が予定されている、ギフト(9279)の分売詳細情報です。

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ギフトの立会外分売詳細

銘柄名ギフト(9279)【東証マザーズ】
業種小売業
企業詳細ラーメン直営店は国内純増25程度(前期14)。既存店は値上げで客単価上昇のうえ、客数順調増が貢献。プロデュース店向けPB商品も続伸。8月栃木地盤ラーメン店買収。
発表日2019年10月16日(火)
分売予定日2019年10月25日(金)~2019年10月29日(火)
分売実施日2019年10月25日(金)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数1,500枚(150,000株)
発行株式数比率約3.1%
分売総額7.01億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,457円
割引率3.00%
分売目的市場変更における形式要件の充足

ギフトの株式データと推移

発表日終値4,675円
発表日出来高266枚
分売前日終値4,595円
分売前日出来高583枚
予想PER46.96倍
実績PBR7.62倍
株主優待4月末、10月末
100株以上…株主優待券
予想配当利回り0.62%

ギフトの業績データ

2019年10月(予想)2018年10月2017年10月
売上高(百万円)8,6306,9715,612
営業利益(百万円)865775627
当期利益(百万円)500455218
ROA(%)13.749.45
ROE(%)26.2833.36
自己資本比率(%)63.432.6

ギフトの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年10月に東証マザーズ新規上場。分売は2019年4月以来の実施。
前回(分売枚数:1,500枚、割引率:3.00%)の結果は、始値-1.1%・終値-3.6%となっています。

分売目的

市場変更を目的とした実施となります。
1年ルールはクリアしていますが、今回の分売終了後でも要件到達は微妙か。

流動性

現在の板は150枚以上、発表前の出来高平均は350枚程度と流動性はまずまず。

株価・ボラティリティ

前回の分売以降株価は上昇基調となり、ラーメン店の子会社化や売上好調が買い材料とされて8月に年初来安値(6,050円)を記録。
その後は利益確定の売りに押されて調整局面に入っています。

PER46.96倍・PBR7.62倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高

一日に200円以上動くのは当たり前となっており、ボラが大きい。

配当金・株主優待

年間配当は1株30円で利回りは0.62%
今期は上場記念配当とあわせて10円増配。

株主優待は4月と10月末にそれぞれ100株以上保有で、横浜家系ラーメン町田商店などで使える1品無料券3枚がもらえる。
利用条件である1000円で計算した場合の総合利回りは年1.87%

業績

今期業績は売上+23.8%・利益+11.6%と、二桁増収増益となる見込み。
3Q決算時点の利益進ちょく率は既に92%で、強気のコンセンサス予想を上回る可能性あり。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数・規模ともに中型の案件となります。
発表翌日こそ活発に取引されましたが、既に出来高が萎んできていることが気になります。

また分売発表後一旦は市場変更狙いの買いが入りましたが、現在は買いの勢いが衰えています。
指標的には買われすぎの水準なので、上値を目指したとしても限定的になりそうでしょうか。

分売としては値嵩・割高・非貸借と、前回結果が悪かったことも踏まえ参加にリスクが伴う案件となりそう。
優待権利前なのである程度の買い支えは見込めそうですが、分売価格割れもあり得るので、好条件でない限り見送る可能性が高いと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

株価はいってこいの状況となり、本日も売られて安値引けで終えています。
前回同様の3%ディスカウントで、直近安値付近の値決めであることは評価できます。

出来高はやや増加していますが、板が薄いことが不安要素になります。
優待取得に向けた買いが入りそうで即売派が少ない状況になれば、まずまずのリターンが出る案件となりそう。

ただ前回の予想でも伝えたとおりリスク要素も大きい分売ですので、明日の板気配を見てからの参加を推奨します。
値嵩株の分売は負けた場合の損失ダメージが大きく、自分は参加しない主義なので見送ります。

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