2019年6月13日(木)に立会外分売実施が予定されている、ファイバーゲート(9450)の分売詳細情報です。
ファイバーゲートの立会外分売詳細
銘柄名 | ファイバーゲート(9450)【東証マザーズ】 |
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業種 | 情報・通信 |
企業詳細 | 賃貸物件オーナーや商業施設向けにWi−Fiサービス提供。法人に通信機器の製造・販売も。柱の住宅向けWi‐Fiは期初に頭金多い契約想定超で全体押し上げ。 |
発表日 | 2019年6月5日(水) |
分売予定日 | 2019年6月13日(木) |
分売実施日 | 2019年6月13日(木) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 200株 |
信用区分 | 貸借 |
分売枚数 | 1,572枚(157,200株) |
発行株式数比率 | 約1.6% |
分売総額 | 5.41億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 3,023円 |
割引率 | 2.01% |
分売目的 | 市場変更における形式要件の充足 |
ファイバーゲートの株式データと推移
発表日終値 | 3,440円 |
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発表日出来高 | 1,652枚 |
分売前日終値 | 3,085円 |
分売前日出来高 | 3,204枚 |
予想PER | 62.90倍 |
実績PBR | 17.83倍 |
株主優待 | 6月末 100株以上…QUOカード2,000円分 |
予想配当利回り | 無配 |
ファイバーゲートの業績データ
2019年6月(予想) | 2018年6月 | 2017年6月 | |
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売上高(百万円) | 5,400 | 3,977 | 2,787 |
営業利益(百万円) | 909 | 560 | 360 |
当期利益(百万円) | 539 | 312 | 209 |
ROA(%) | – | 8.41 | 7.87 |
ROE(%) | – | 34.80 | 68.19 |
自己資本比率(%) | – | 31.6 | 13.5 |
ファイバーゲートの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
2019年6月14日に東証一部に市場変更予定。
前回(分売枚数:4,760枚、割引率:2.02%)の結果は、始値+0.3%・終値+0.3%となっています。
分売目的
6月14日に一部昇格を控えており、市場変更における最終的な要件を満たすための分売だと思われます。
また最近では珍しく、分売予定日に幅がありません。
流動性
現在の板は650枚以上、発表前の出来高平均は1,500枚程度と流動性は十分。
株価・ボラティリティ
株価はずっと1,500円~2,000円付近のレンジ相場でしたが、2月決算にて業績の上方修正・さらなる上振れ期待で、その後は上場来高値を更新し続けるなど買い基調となっています。
PER62.90倍・PBR17.83倍の株価は、同業他社と比較して割安性は皆無。
一日に300円以上動く日もあり、値動きが激しくなっています。
配当金・株主優待
年間配当は無配。
株主優待は6月末に100株以上保有で、クオカード2,000円分(保有1年未満)がもらえる。
優待利回りは0.56%。
業績
今期業績は売上+35.8%・利益+62.3%と好調で、3期連続の過去最高益となる見込み。
5月の決算にて今期2回目の業績上方修正を行っています。
総合評価(立会外分売発表時点)
評価 | |
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C(6) | |
枚数は多くなく、規模としても小型寄りの案件となります。 出来高はかなり多く貸借銘柄であることからも、流動性の不安は全くないと言っていいでしょう。 ただ一部市場変更の承認や優待拡充の材料が出たことで、現在買い基調となっています。 また値動きが荒いため売り時を逃してしまうと、損失ダメージが大きくなりそう。 流動性の高い貸借分売で短期であれば利益が狙えそうなので、過熱気味の株価にならない限りは参加する予定です。 |
総合評価(立会外分売前日時点)
評価 | |
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B(7) | |
発表直後は4,000円近くまで上昇しましたが、その後は買いの勢いが続かず、発表日から10%安で引けています。 3,000円付近で買い需要があることや流動性がかなり高いことから、寄りで割れることはなさそう。 ただボラが非常に激しいので、ザラ場で分売価格を下回る可能性があることには注意が必要。 IPO抽選による資金拘束で参加者が限られるため、いつもよりかは配分確率が高くなるかもしれません。 |