2018年8月31日(金)~2018年9月6日(木)に立会外分売実施が予定されている、ダブルスタンダード(3925)の分売詳細情報です。 850 今年5月日以来の分売実施。 前回の分売も今回と同じ条件での実施でしたが、おそらく株主数が充足できなかったため、再度行われる分売と推測されます。 現在の板は600枚以上、発表後の出来高平均は4,000枚程度と流動性は非常に高い。 株価は最近まで3,000円台で推移していましたが、8月半ばの業績上方修正が材料視されて、連日の上場来高値更新を記録。 PER62.15倍・PBR25.89倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高。 材料が出ると500円以上は普通に動き、ボラティリティがかなり大きい。 年間配当は1株24円で利回りは0.48%。 株主優待は創設されていません。 今期業績は売上+32.7%・利益+54.3%で、3期連続の二桁増益と好調予想。 今回も発行株式約5%の枚数で、前回と同じ重量感のある案件となりました。 株価は業績上方修正を受けて急騰しており、買われすぎの水準で推移しています。 流動性は前回より向上しているので、株価さえ調整が進めばまだ参加の余地が残ります。 ただその場合にしても、値がさ株で損失リスクは大きく、慎重に検討したいところです。 現状の株価水準では参加が怖いので、調整しない限り見送る予定です。 割引率は3.51%の好条件で、発表日終値から11%安での値決めとなりました。 発表後の出来高は大きく増えており、今回の枚数でも全て捌けるかと思われます。 まだ株価自体は過熱感のある水準ですので、高値では売りが出やすい展開になりそう。 本日の「シンニッタン」のように参加者が少なければ意外高の可能性もありますが、それを見越して参加するのはリスクが高いと言えます。 期待できるリターンよりも損失リスクの方が大きいと感じるため、明日の買い板気配がよほど増えていない限り見送る予定です。ダブルスタンダードの立会外分売詳細
銘柄名 ダブルスタンダード(3925)【東証マザーズ】 発表日 2018年8月16日(木) 分売予定日 2018年8月31日(金)~2018年9月6日(木) 分売実施日 2018年8月31日(金) 売買単位 100株 申込上限 300株 信用区分 信用 分売枚数 3,340枚(334,000株) 発行株式数比率 約5% 分売総額 18.67億円(分売発表日終値ベース) 分売価格 4,979円 割引率 3.51% 分売目的 一部昇格における形式要件の充足 ダブルスタンダードの株式データと推移
発表日終値 5,590円 発表日出来高 6,100枚 分売前日終値 5,160円 分売前日出来高 2,805枚 予想PER 62.15倍 実績PBR 25.89倍 株主優待 なし 予想配当利回り 0.48% ダブルスタンダードの業績データ
2019年3月(予想) 2018年3月 2017年3月 売上高(百万円) 2,650 1,997 1,364 営業利益(百万円) 551 406 当期利益(百万円) 546 324 266 ROA(%) – 20.24 19.69 ROE(%) – 27.87 27.82 自己資本比率(%) – 78.8 66.3 ダブルスタンダードの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
前回の結果(枚数:3,340枚、割引率:2.99%)は、始値+0%・終値-1.2%となっています。分売目的
ただその割には枚数が多いので、株主による売却も含まれていると思います。流動性
株価・ボラティリティ
わずか3日で2,000円も上昇する高騰となりました。配当金・株主優待
業績
新規顧客の獲得が大きく増えたことを受けて、8月13日に通期業績予想を上方修正しています。総合評価(立会外分売発表時点)
評価 D(4)
また直近は値動きも荒くなっていて、リスクの高い分売となりそうです。
4,000円付近での値決めとなれば、一旦の反発が見込めそうでしょうか。総合評価(立会外分売前日時点)
評価 D(4)
前回3%のディスカウントでも分売価格を割れる展開となったため、条件を良くした感じでしょうか。
さらに最近は500円近く動くなどボラがかなり大きくなっており、下に向かった時の損失ダメージが大きい。