優待利回り13%越え!クロスフォー(7810)の立会外分売予想

2018年12月21日(金)~2018年12月27日(木)に立会外分売実施が予定されている、クロスフォー(7810)の分売詳細情報です。

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クロスフォーの立会外分売詳細

銘柄名クロスフォー(7810)【ジャスダック】
発表日2018年12月14日(金)
分売予定日2018年12月21日(金)~2018年12月27日(木)
分売実施日2018年12月21日(金)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分貸借
分売枚数7,210枚(721,000株)
発行株式数比率約4.1%
分売総額2.75億円(分売発表日終値ベース)
分売価格309円
割引率3.13%
分売目的分布状況の改善および流動性の向上

クロスフォーの株式データと推移

発表日終値382円
発表日出来高200枚
分売前日終値319円
分売前日出来高2,380枚
予想PER27.95倍
実績PBR2.19倍
株主優待7月末
100株以上…自社製品(4,500円相当)
予想配当利回り0.73%

クロスフォーの業績データ

2019年7月(予想)2018年7月2017年7月
売上高(百万円)4,3444,0634,211
営業利益(百万円)350234816
当期利益(百万円)204117532
ROA(%)2.1112.54
ROE(%)4.3929.05
自己資本比率(%)47.848.5

クロスフォーの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2017年7月20日にジャスダック新規上場。
今回がはじめての分売実施となります。

分売目的

上場から1年以上経ちますが特に昇格についての記載はありません。
枚数的に大株主もしくは上位株主による売却でしょうか。

流動性

現在の板は450枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はまずまずある

株価・ボラティリティ

今年4月半ばまで業績不調により売られ続けていましたが、株主優待新設で一旦下げ止まっています。
その後は狭いレンジで推移しており、現在まで膠着状態となっています。

PER27.95倍・PBR2.19倍の株価は、同業他社と比較して割高水準

ここ半年は100円値幅のレンジで動いており、ボラは大きくない。

配当金・株主優待

年間配当は1株あたり25円で利回りは0.73%

株主優待は7月末に100株以上保有で、自社製品のダンシングストーン(4,500円相当)がもらえる。

業績

今期業績予想は売上+6.9%・利益+49.6%と、前期から一転して回復する見込み。
ただ上場時の利益にはまだまだ達しておらず成長期待が低い。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

7,000枚以上の分売枚数と多く、発行株式数比率も4%以上と重量感のある案件となります。
出来高はやや物足りないですが、賃借銘柄ですので空売り増加による流動性の改善に期待したいところ。

株価は膠着相場となっていましたが、今回の分売発表後、需給悪化が懸念されて大きく売られています。
年初来安値を下回る値決めとなれば、短期での反発に期待できるでしょうか。

低位株の賃借分売は比較的悪くない結果となっており、分売価格を大きく下回る可能性は低そう。

空売りがまずまず入って地合いも悪くなければ、参加する方針でいます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

需給悪化懸念と地合いの影響で売りが止まらず、発表日終値から約19%安での値決めとなっています。
ディスカウント率は一見好条件ですが、引け間際に買いが入ったことでお得感はありません。

空売りの買戻しに期待したところですが、本日少し買い戻されていて想定より入っておりません。
これでは利益が出るか微妙な状況であり、明日の地合いによっては分売価格を割れて始まる可能性もありそう。

明日までに地合いが好転して朝の板気配で買い需要が高くなっていれば、手数料の安いところから参加するのもありですが、現状の市況だと見送りが無難かと思います。

今年ラストの分売で参加したいところなのですが、参加は見送り目線の明日の板気配次第とします。

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