2017年8月30日(水)~ 9月1日 (金)に立会外分売実施が予定されている、鈴茂器工の分売詳細情報です。
鈴茂器工の立会外分売詳細
銘柄名 | 鈴茂器工(6405)【ジャスダック】 |
---|---|
発表日 | 2017年8月23日(水) |
分売予定日 | 2017年8月30日(水)~ 9月1日 (金) |
分売実施日 | 2017年8月30日(水) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 1,000株 |
信用区分 | 信用 |
分売枚数 | 3,000枚(300,000株) |
発行株式数比率 | 4.95% |
分売総額 | 約8.39億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 2,563円 |
割引率 | 2.40% |
分売目的 | 分布状況の改善、流動性向上 |
鈴茂器工の株式データと推移
発表日終値 | 2,795円 |
---|---|
発表日出来高 | 75枚 |
分売前日終値 | 2,626円 |
分売前日出来高 | 352枚 |
予想PER | 18.50倍 |
実績PBR | 1.66倍 |
株主優待 | なし |
予想配当利回り | 0.57% |
鈴茂器工の業績データ
2018年3月(予想) | 2017年3月 | 2016年3月 | |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 9,600 | 9,412 | 8,377 |
営業利益(百万円) | 1,430 | 1,410 | 1,272 |
当期利益(百万円) | 860 | 821 | 779 |
ROA(%) | – | 7.47 | 7.82 |
ROE(%) | – | 9.07 | 9.35 |
自己資本比率(%) | – | 81.3 | 83.4 |
鈴茂器工の立会外分売評価と予想
上場日・分売実績
2013年8月28日以来の分売実施となります。
前回の結果は、始値-0.1%、終値+0.1%で終えています。
分売目的
適時開示には「分布状況の改善、流動性向上」と記載されています。
要件的に一部昇格の可能性は厳しく、適時開示通りの流動性向上目的、もしくは上位株主による売却目的だと思われます。
流動性
板は数枚程度の並びで薄いです。
発表前の出来高平均は150枚前後と、流動性は低いと言えます。
株価・ボラリティ
最近まで2,000円~2,500円のレンジ相場となっていましたが、業績拡大が見込まれるニュースを材料に2,500円を上抜けると、一時3,000円台まで上昇しております。
その後は利確の動きが続き、現在は2,600円から2,800円前後で取引されています。
PER18.91倍、PBR1.70倍の株価水準は、他社と比較して少し割高の水準です。
板が薄い割には、株価変動はそこまで大きくありません。
配当金・株主優待
配当は1株15円で利回りは0.56%となっています。
株主優待は創設されておりません。
株主に対する還元策はやや乏しいと言えます。
業績
前期は売上&利益ともに10%の増収増益となりましたが、今期予想はほぼ横ばいで落ち着く見込み。
ただ1Qでの決算発表はアナリスト予想を上回る結果となり、今後上方修正されるか注目されます。
自己資本比率が高く、財務状況は健全と言えます。
総合評価(分売発表時点)
評価 | |
---|---|
D(4) | |
前回の分売は枚数が少ないのにも関わらず、あまり利益が出ない結果となっており過去の実績は良くありません。 今回も普段の流動性と比較してかなり重たい案件となりますので、場合によっては分売価格割れの結果になる可能性があります。 現在の株価は、発表日終値から段々と値を下げてきておりますが、まだ割安とも言える水準でもないので、買い需要もあまり見込めませんね。 業績の上方修正期待はできますが、少なくとも短期取引での魅力は薄いですので、今のところ見送り方針とします。 |
総合評価(分売前日時点)
評価 | |
---|---|
D(4) | |
割引率とあわせて、発表日終値から約8%引きでの分売プライスとなりましたが、板は依然薄く出来高もまだ物足りない水準ですので、分売価格付近もしくは割って寄る可能性が高いです。 市場もリスク回避の動きがありますので、無理して参加する必要はないでしょう。 |