2017年7月25日(火)~ 7月28日(金)に立会外分売実施が予定されているジェイグループホールディングスの分売詳細情報です。
ジェイグループホールディングスの立会外分売詳細
銘柄名 | ジェイグループホールディングス(3063)【東証マザーズ】 |
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発表日 | 2017年7月18日(火) |
分売予定日 | 2017年7月25日(火)~ 7月28日(金) |
分売実施日 | 2017年7月25日(火) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 3,000株 |
信用区分 | 貸借 |
分売枚数 | 3,000枚(300,000株) |
分売総額 | 約2.71億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 836円 |
割引率 | 2.90% |
分売目的 | 分布状況の改善、流動性向上 |
ジェイグループホールディングスの株式データと推移
発表日終値 | 903円 |
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発表日出来高 | 118枚 |
分売前日終値 | 861円 |
分売前日出来高 | 834枚 |
予想PER | 137.76倍(分売前日終値ベース) |
実績PBR | 4.15倍(分売前日終値ベース) |
株主優待 | 2月末・8月末 100株以上保有⇒2,000円分のお食事優待券 200株以上保有⇒4,000円分のお食事優待券 600株以上保有⇒8,000円分のお食事優待券 1,000株以上保有⇒12,000円分のお食事優待券 |
予想配当利回り | 0.35%(分売前日終値ベース) |
ジェイグループホールディングスの業績データ
2018年2月(予想) | 2017年2月 | 2016年2月 | |
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売上高(百万円) | 15,000 | 14,357 | 13,823 |
営業利益(百万円) | 150 | 53 | 72 |
当期利益(百万円) | 50 | -83 | -232 |
ROA(%) | – | -0.99 | -2.76 |
ROE(%) | – | -4.84 | -12.25 |
自己資本比率(%) | – | 19.2 | 21.6 |
ジェイグループホールディングスの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績
分売は、旧社名である「ジェイプロジェクト」で行われた、2012年7月以来の実施となります。
その時の結果は、始値+0.2%・終値+0.1%で終えています。
分売目的
適時開示には「流動性向上」と記載されておりますが、枚数と申込株の上限数が多いことから、上位株主による売却の可能性が高いです。
マザーズに上場してから10年以上が経っており、「10年ルール」でもマザーズに残ることを選択したことから、しばらくは昇格はしないと推測されます。
流動性
板はまずまず厚いですが、発表前の出来高平均は100枚前後と、流動性はそこそこ。
ただ発表後の出来高は増えており、実施まで高い流動性を維持できるか注目です。
株価・ボラリティ
ここ半年の株価は800円を底に、800~900円で推移しております。
分売発表後から上値が切り下げてきており、やや下降トレンドになっています。
PER136.48倍、PBR4.11倍の株価水準は同業他社と比較して非常に割高と言えます。
優待権利日が近づくにつれて、株価の変動が激しくなっていますが、普段の株価変動は小さいです。
ただ材料が出ると大きく動くときもあるので、マザーズ銘柄であることも考慮すると、分売当日のボラリティは高くなりそうです。
配当金・株主優待
配当金は1株3円で、利回りは現在のところ0.35%と低い利回りとなっています。
ただ株主優待は充実しており、100株以上で自社グループお食事優待券(2,000円分×年2回)がもらえます。
優待利回りは4.67%と、居酒屋好きな方には魅力が高いでしょう。
業績
ここ数年の業績は、売り上げこそ伸ばしておりますが、利益は減益の年もあり、業績は不安定になっています。
ROA、ROE、自己資本比率どれも低水準の値となっており、収益性・安全面で不安があることから、長期保有はおすすめできると言えません。
総合評価(分売発表時点)
評価 | |
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C(6) | |
発表日以降、出来高が増えてきており、株価も徐々に下げてきているのはポジティブ要素になります。 発表日の株価より値を下げて、ディスカウント率もしっかりとしたものとなれば、参加妙味が出てきそうです。 権利日も近いので、当日もそこまで下押ししないとみれば、基本は参加方針でも良さそうかもしれません。 |
総合評価(分売前日時点)
評価 | |
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B(7) | |
分売発表直後から下落が続いて、発表日から約7%超の分売プライスで決定しています。 割高銘柄・業績不振と気になる点はありますが、流動性がかなり高くなっていることから、短期売却であればリターンは得られると思います。 多くの証券会社から申し込めば複数配分は容易ですので、ここは積極的に狙っていきたいですね。 |