6月27日に上場予定のFringe81の仮条件が決定しましたので、初値予想と抽選参加スタンスを含めてお伝えします!
Fringe81のIPO仮条件
事業詳細 | インターネット広告配信プラットフォーム(アドネットワーク)等のサービス開発から広告主のマーケティング支援サービスの提供、ならびにHRテック領域等におけるウェブサービスの提供等 | |
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市場 | 東証マザーズ | |
ブックビルディング期間 | 6/8(木)~ 6/14(水) | 購入申込期間 | 6/19(月)~ 6/22(木) |
上場日 | 6/27(火) | |
想定価格 | 2,070円 | |
仮条件 | 2,400円~2,600円 | |
吸収金額 | 6.19億円 | |
時価総額 | 49.7億円 |
証券会社別の抽選枚数(予想含む)
証券会社 | 抽選枚数 | 主幹事 | 野村證券 | 199枚 |
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幹事 | SMBC日興証券 | 10枚 |
マネックス証券 | 52枚 | |
みずほ証券 | 10枚 | |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 11枚 | |
岩井コスモ証券 | 3枚 | |
委託幹事 | カブドットコム証券 | -枚 |
Fringe81の初値予想とBB参加スタンス
初値予想と評価
初値予想 | |
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4,600円~5,200円 |
大手予想会社の初値予想 3,200円~3,800円(仮条件決定前)
Fringe81の仮条件が決まりましたが、2,400円~2,600円と超強気の設定となりました。
いくら地合いが良くても、まさかここまで強気の設定になるとは正直思いませんでした^_^;
仮条件がかなり上振れたことで吸収金額も約7.8億円まで膨れ上がることになりますが、まだまだ問題ない規模感になります。
業種はアドネットワーク運営や広告関連事業ということであり、人気化する材料となります。
需給面も野村証券が主幹事であることや、規模も小さく枚数も少な目であることから需給環境としては良いでしょう。
気になる点は、VC保有が多く公募から1.5倍でロックアップが解除される点でしょう。
初値がこの値を超えられるかが焦点となりそうですね。
と言っても最近は需給の良さだけでも高騰していっていますので、安定の野村證券主幹事・小型ネット系案件となれば普通に2倍程度は行きそうな気がします。
ということで私の参加スタンスは全力参加とします!
6月のIPOは例年と比べて少ないですが、こういった小型のIPOに一つでも当たってもらえると幸せですね。
Fringe81のBB参加スタンス
証券会社 | 抽選枚数 | 主幹事 | 野村證券 | 参加 |
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幹事 | SMBC日興証券 | 参加 |
マネックス証券 | 参加 | |
みずほ証券 | 参加 | |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 参加 | |
岩井コスモ証券 | 参加 | |
委託幹事 | カブドットコム証券 | 参加 |
枚数が少なく主幹事からでも当選は困難を極めそうですが、私自身は最近になって補欠や当選が続いておりますので、ひそかに期待しております。
その他の証券会社も、カブドットコム証券やマネックス証券あたりは確実に申し込んでおきたいところでしょう。
直前初値予想とセカンダリー期待度
初値予想 | |
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5,800円(+3,200円) |
Fringe81の公開価格は無事、上限の2,600円で決まり、これにより吸収金額が7.77億円となりました。
規模的にはまだまだ小型で問題ないでしょう。
直近のIPOもエコモット以外は予想を上回る初値を付けたことは、良い影響を与えそうですね。
初値が奮わなかったエコモットに関しても、セカンダリー相場で6,400円まで上昇していることもポジティブ要素となります。
一番の気になる点は、やはりベンチャーキャピタル保有が多いことになります。
さすがに最近の地合いから、ロックアップ解除の1.5倍は超えると思いますが、そこからどれだけ上値を伸ばせるかが焦点となりそうですね。
売り圧力が多い分、上値も重くなりそうな予感がします。
ただ直前の初値予想は、前回から上方修正して5,800円としました。
今年マザーズに上場した吸収金額10億円以下のIPOは、すべて2倍以上の初値を付けていることから、Fringe81も2倍~2.5倍前後を目安とした初値形成になりそうです。
セカンダリーは、最近の活況からFringe81でも期待したいのですが、行使可能なストックオプションが結構あるので、売りが出やすい展開にはなると思います。
参加するならリスク管理をしっかりとしたうえで入りたいところでしょう。