トランプ大統領の初演説からFOMC、G20まで無難な発言や施策でトランプ相場を維持してきたものの、税制改革案の発表の遅れなど明確な展望が見えないことでの失望がマーケットに広がっています

トランプ相場の終焉はいつかは起きるものですが、政府としては「最悪の終わり方」になりつつあります。外部的な要因で崩壊したバブルであれば、「そこからの回復を実現した政策」としてトランプ政権は求心力を持つチャンスはありますが、自身の無施策かつ既存制度破壊が引き金となるバブル崩壊であれば目も当てられません。

昨夜からの動きが「米国バブル崩壊の始まり」とならないようにトランプ政権が施策や発言を出すのか、マーケットの予想の通り、混乱した政府とFRBの足並みが揃わない状態が続くのか、今後の先行きに注目ですが、下落トレンドに入ったと判断した上で投資戦略を立てる必要があると考えます。

P.S
まだ上昇基調にあったファンド銘柄も、チャートが崩れることで長期的に低迷する可能性もあるため、一旦は手仕舞いをして下落後の新たなトレンド(銘柄)で利益を狙うことを想定してください。


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それでは、今日のレポートです。 
 
【日経平均】   19,041.38円(-414.50
【マザーズ指数】 1,033.42円-21.13
 
【日経平均の動向予想】東京銘柄の明日の予想レンジ:18,800円 - 19,400円 
昨夜の原油安が要因となりトランプ相場への失望売りが始まりNYダウが大幅下落。それを受け日経平均も400円超の下落となりました。ドル円はさきほど抵抗線であった111円40銭を割り込んだことから、下落トレンドが始まったと判断してよいと考えます。海外勢の売りも増えていることから、材料不足の今週はトランプ政権からの発表などがない限り、上下を繰り返しての下落基調が予想されます。ジリジリと下げていく相場は戻りも遅いため、緩やかな下落トレンドに対応したポートフォリオ形成で挑みたい場面です。


【本日5%以上の上昇をしたディーラー銘柄】 

本日、上昇した銘柄はございませんでした。
 

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