今日は円安推移。
10日の安値を抜く事が出来ず、逆に弾かれて再上昇に転じた。
これにより、上昇サイクルへ転換する可能性が大分高まっている。
特に今日の伸びを主導したポンドだが、英中銀の金融政策による影響だろう。
本日20時、英中銀は金融政策の現状維持を全会一致で決定。
金利は0.5%に据え置かれ、資産買取プログラム規模も3750億ポンドで変わらず。
委員の見解が維持に統一された事で、英国経済に対する先行きに光明が差した結果か。
英中銀総裁の利下げを匂わせる発言等もあって上昇は止まったが、
現時点で高値圏を維持している。
今週のポンドはEU離脱問題の後退によって大きく値を戻したが、
これから先も勢いを保つ事が出来るのか。
運命の国民投票までは日数があるが、そろそろ慎重になる必要があるかも知れない。